Thứ Tư, 7 tháng 10, 2009

9課ーラブレターで...._Reading

ラブレターでいいじゃない?
  大学で、ぼくは文章の作り方と本の読み方を教えている。文章は誰でも書けるし、また本は誰でも読める。だから、たいていの人たちは、自己流に書き、自己流に読む。それでなんとかなく通じるし、少し不満があっても、人生にはやらなきゃならないことがたくさんあるので、少々問題の書き方、読み方でも、(1)そのままになってしまうの

  もちろん、ぼくは文章の達人ではないし、人とは違う深い読み方ができるわけでもない。けれど、文章を読み、書くことの専門家として、若い人たちに少しはアドヴァイスできるのじゃないかと思って、(2)そんな授業をやっている

  学生たちを教えていて、まず感じるのは、得意な分野と不得意な分野がはっきりしていることだ。たとえば、「わたしがこの講義を受ける理由」なんてテーマを出されると、まるで面接官の前でカチカチになってるみたいに「私がこの講義を受けたいと思うのは、なにより、文章がうまくなりたいからです。なぜなら、私は文章を書くのが苦手で、それでは就職にも不利だからです」といった具合に書き出す。まるで余裕がない。いわねばならぬことだけを、どんどんかこうとする。焦っているから、文章が、ただずらずら並んでいるだけになる。そして、なにより、(3)そういう文章には魅力がない
  ( (4) )、一つ一つの文章の、あれやこれやをあげつらっても仕方がない。ああ書き、こう書き、そうじゃない、といえばいうほど、いわれる方は萎縮していく。
   そういう時、ぼくはラブレターを書かせる。ほんとうは実在の相手がいい。それじゃあ、個人情報の漏洩(?)になるから、架空の相手がいい。その方が自由に書ける。そうやって、生徒たちが書いてきたものの多くは、ほんとに面白い。なにより、生き生きしている。きみたち、ほんとうは、文章を書くのが得意じゃないか。(5)ぼくはそういいたくなる。明治の作家の誰よりも、きみたちのラヴレターの方が、優しく思いやりとユーモアに満ちているぞ。その調子だよ。
いいかい、文章はそもそもラヴレターなんだ。つまり、どうしても伝えたい相手に、どうしても伝えたいメッセージを送る。それがラヴレターであり、そしてあらゆる文章がそうなのだ。「私はあなたが好きなので、私と付き合いませんか。あなたにとっても悪い話じゃないと思いますが」なんてラヴレターをかくやつはいない。たとえば「ちょっと驚かせちゃうかもしれませんね。でも、お願い。最後まで読んでください」とか「きみをはじめて見たのは、入学式だったっけ。待てよ、ごめん、ぼくは、入学式には遅刻して出てなかった」とか工夫するではありませんか。いつも、相手のことを考える。それが、とりあえずの文章の極意、ではなく、(6)文章の礼儀なんです

問題1:(1)「そのままになってしまうのだ」とあるが、何がそのままになっているのか。
   1.人生でやらなければならないこと
   2.読み方や書き方がおかしいこと
   3.文章の作り方を教えること
   4.人生で不満に思うこと
1. correct 2 @人生にはやらなきゃならないことがたくさんあるので、少々問題の書き方              
         読み方でも 「そのままになってしまうのだ」
        =たいていの人たちは、自己流に書き、自己流に読む。=2

問題2:(2)「そんな授業をやっている」とあるが、どんな授業なのか。
   1.若い人に人とは違う読み方をさせる授業。
   2.文章を書く専門家を育てる授業。
   3.文章の専門家としてアドヴァイスをする授業。
  4.問題のない文章を書く授業。
2. correct 3 @文章を読み、書くことの専門家として、若い人たちに少しはアドヴァイスできるのじゃないかと思って=3

問題3:(3)「そういう文章には魅力がない」といのは、どういう文章のことか。
   1.いわなればならないことだけがずらずら並んでいる文章。
   2.面接官の前でカチカチになって書く文章。
   3.書きたいことをどんどん書いた文章。
   4.就職のために書かなければならぬことを書いた文章
3. correct 1 @まるで余裕がない。いわねばならぬことだけを、どんどんかこうとする。焦っているから、文章が、
         ただずらずら並んでいるだけになる=1

問題4: ( (2) )に入る最も適当な言葉はどれか。
   1.にもかかわらず
   2.そればかりでなく
   3.だからといって
   4.それでは 
4.  correct 3 @だからといって=nevertheless
そういう文章には魅力がない。(だからといって)、→これの説明(一つ一つの文章の、あれやこれやをあげつらっても
         仕方がない。)→まえの文章の理由(ああ書き、こう書き、そうじゃない、といえばいうほど、いわれる方は萎縮していく。)
easy japanese
...魅力がない。(それ)だからといって、一つ一つの事を注意してもしようがない。(なぜなら)言われるほうは委縮(怖がったり、
        小さくなってしまうこと)してゆく。
         Ex. あなたはコーラ(Cola)が好きだ。だからといってそればかりあげることは出来ない。(なぜなら)太ってしまうから。
       にもかかわらず=despite   そればかりでなく=not only but  それでは=so

問題5:(5)「ぼくはそういいたくなる」とあるが、どうして筆者はいいたくなったのか。
   1.ラヴレターを書くのは楽しかったから。
   2.生徒は明治の作家より文を書くのが上手だったから
   3.生徒の文が生き生きとして面白かったから。
   4.架空の相手だと自由に書けたから。
5. correct 3  架空の相手がいい。その方が自由に書ける。そうやって、生徒たちが書いてきたものの多くは、ほんとに面白いなにより、
         生き生きしている=3

問題6:(6)「文章の礼儀なんです」とあるが、ここでいう文章の礼儀とはどういうものか
   1.伝えたい相手にだけメッセージが伝わるように書くこと。
   2.伝家よりユーモアに満ちた文章を書くこと。
   3.ラヴレターのように話し言葉で書くこと
   4.相手のことをまず考えて書くこと。
6.  correct 4 いつも、相手のことを考える→(文章を)工夫するではありませんか→それが、とりあえずの文章の極意、ではなく、
          文章の礼儀なんです =筆者は説明している=4

Không có nhận xét nào: