子供の心
問題 次に文章を読んで、後の問いに答えなさい、答えは、1,2,3,
   4から最も適当なものを一つ選びなさい。
最近の学校や先生、そして親は、子どもに対して干渉しすぎではないか?教室に入れず、保健室に登校せざるを得ない子どもから相談を受けた時、真っ先にそう感じます。たとえば、大人になって服装や髪の毛の色についていちいち言われたら、「うるさいなあ」と思うでしょう。それなのに、子どもがそういうことを言われるのは、当然だという風潮があります。①「子どもなんだから当然」ですべてを片づけ、言われる側の気持ちなどこれっぽっちも考慮していないのです。
(②  )、日本社会における子どもというのは、人格を認められないままの、中途半端な存在なのです。さらに、「大人になったらやりなさい」「大人になったら許してやろう」というのを、「受験が終わったら」「大学に入ったら」というように、親や先生が都合のいいように言い替え、子どもを縛っているケースが多いのです。   
干渉しすぎという「縛り」が、人間の中に大きな歪みを作っていくという意味では、ストレスの原因にもなります。現代の学校や子どもたちを取り巻く環境をみると、子どもたちに対して、そういうストレスを作っていると感じずにはいられません。
   問題
問1 ①「子どもなんだから当然」とあるが、何が当然なのか。
1 教室に入らないで保健室に行くこと。   
2 受験が終わったら何でも許されること。
3 子どもが大人にいろいろ言われること。   
4 子どもが学校や周りの環境からストレスを感じること。
    
    1.  correct      3    たとえば、大人になって服装や髪の毛の色についていちいち言われたら、「うるさいなあ」と思うでしょう。
                             それなのに、子どもがそういうことを言われるのは、当然だという風潮があります=3
    
問2 (② )に入る最も適当な言葉はどれか。
1 しかし  
2 つまり   
3 それにもかかわらず
4 そのうえ
    
    2.      correct   2    A 言われる側の気持ちなどこれっぽっちも考慮していないのです(子供の気持ち)
             (つまり)人格を認められないままの、中途半端な存在なのです←Aの事を言い換えているので
             =2
             ex. それにもかかわらず(文語)(接続) 
             意味;
              ・・・にかまわず・・・した(日本古来の言い方)。
              ・・・であるのに・・・した(日本古来の言い方)。
              ・・・に関係なく・・・した。
              ・・・にも関係なく・・・した。
          用例;
              それにもかかわらず行った。→熱があるにも拘わらず(=にもかまわず)行った。
              それであるのに眠った。→日暮れ前に拘わらず(=であるのに)眠った。
              それに拘わらず結婚した。    →反対に拘わらず(=に関係なく)結婚した。
              それにも拘わらず外出した。    →熱にも拘わらず(=にも関係なく)外出した。
             ex. そのうえ
                              (接続)
                       |  | 意味; 1. それに加えて。それだけでなく。さらに。 
 
 
 | 
                        |  | 2. それ以上に。 
 
                                    | 
 | 
 | もう遊びたいだけ遊んだのだから、・・・・いうことはない |  | 
    問3 筆者が最も言いたいことはどれか。
1 子どもはストレス社会で生活しているのだから、学校や先生、親は、子どもに干渉する必要がある。   
2 現代の学校はストレスの原因になっているから、子どもが保健室に登校しても仕方がない。   
3 大人の干渉しすぎは子どものストレスの原因にならないが、学校や先生、親は、子どもに干渉しすぎない方がいい。
4 大人の干渉しすぎが子どものストレスの原因になっているから、学校や先生、親は、子どもに干渉しすぎない方がいい。    
   3.  correct    4     そういうストレスを作っていると感じずにはいられません
                              =干渉しすぎという「縛り」が、人間の中に大きな歪みを作っていく=ストレスの原因=4
 
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