猫は恐竜がすきか。犬がなぜ飼い主に従うかというと、それは犬が飼い主を自分の群れのリーダーだと思っているからだと されている。
(1)猫は犬よりずっとわがまま勝手だが、 飼い主のことは慕っている。それは猫が飼い主の人間を自分の母親だと思っているかららしい。 大人になった猫たちは犬のように群れを作ったりしないから、 親密な関係といえば子猫と母親の関係しか考えられないからである 。
一般にはそう言われているし、ぼくも自分の経験からやはりそうだと思っている。
けれど人間は猫よりはるかに大きい。子供にとって親は大きいものだけれど、 いくらなんでも猫にとって人間は大きすぎる。人間にとってみれば、恐竜ぐらいの大きさになろう。
(2)それでも猫は恐いとは感じないのだろうか?
「ソロモンの指環」などの本でも知られる動物行動学者ローレンツは、 ローレンツに刷りこまれて自分は人間だと思っている雁や鴨のひなが、散歩のとき、立って歩いている ローレンツのずっとうしろからついてくることにきがついた。
ローレンツがかがんで歩いてやると、ひなは近づいていくる。ローレンツが水に入って泳ぎうと、 ひなたちはローレンツのすぐわきまで寄って泳ぐようになる。
( (3) ) 遠く離れれば小さくみえるので、ひなはそうやってローレンツの大きさを調節しているのである。
(4)猫は鳥とはちがって、こんなことはしない。 恐竜の大きさも物ともせず、飼い主の近くに寄ってくる。
人間も恐竜が好きだけれど、その理由はまったくべつである。
問題1:(1)「猫は犬よりずっとわがまま勝手だが、 飼い主のことは慕っている」のは、なぜか。
1. 飼い主を自分のリーダーだと思っているから。
2. 飼い主を自分の母親だと思っているから。 right
3. 犬のように群れを作ろうとしているから。
4. 自分が飼い主の母親だと思っているから。1. correct! 2 「猫は犬よりずっとわがまま勝手だが、 飼い主のことは慕っている」→親密な関係といえば子猫と母親の関係しか考えられないからである。
問題2:(2)「それでも猫は恐いとは感じないのだろうか?」とあるが、何が恐いのか。
1. 人間
2. 子供
3. 親猫 right
4. 恐竜2. incorrect3 correct 1 けれど人間は猫よりはるかに大きい。子供にとって親は大きいものだけれど、いくらなんでも猫にとって人間は大きすぎる。 人間にとってみれば、恐竜ぐらいの大きさになろう。→「それでも猫は恐い 」とは感じないのだろうか? 問題3:( (3) )に入るものはどれか。
1. しかし
2. 要するに
3. たとえば right
4. たいてい3. incorrect 3 correct 1 しかし 逆接。前に述べたことに対立することを述べるときに 用いる。ex. 「火は非常に便利だ。しかし、取り扱いには注意しなければならない。」 ローレンツがかがんで歩いてやると、ひなは近づいていくる。ローレンツが水に入って泳ぎうと、 →ひなたちはローレンツのすぐわきまで寄って泳ぐようになる。 近くに寄ってくる、しかし、遠く離れれば・・・ 遠く離れる=小さくなる もし例えばなら小さくなるには遠く離れる以外に選択が無いので間違いである。 例えばある事がらの内容を伝達するために、その範疇(範囲)に属する事象から少数のものを抽出、 または事象に沿った仮定を示すこと及びその示されたもの。
問題4:(4)「猫は鳥とはちがって、こんなことはしない。」とあるが、こんなこととは何を指しているか。
1. 鳥が人間を怖いとかんじて逃げること。
2. 鳥が人間の大きさを離れたり近づいたりして調節すること。 right
3. 鳥が人間に離れたり近づいたりして群れを作ろうすること。
4. 鳥が人間の大きさを離れたり近づいたりして確かめること。
4. correct! 2 恐竜の大きさも物ともせず、飼い主の近くに寄ってくる。→猫
恐竜の大きさを確認する→鳥
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